目次
主人公:
名前:コウタ
年齢:10歳
性格:明るく元気だが、少し臆病なところがある
家族構成:両親、妹
物語
コウタは、幼い頃からおばあちゃんからもらったお守りをいつも身につけていた。そのお守りは、小さな赤い布袋の中に小さな石が入ったもので、おばあちゃんが大事にしていたものだった。
ある夏の暑い日、コウタは友達のヒロと、山奥にある廃墟を探検することにした。ヒロは、冒険心旺盛で怖いもの知らずの少年だった。
廃墟は、薄暗く埃っぽく、不気味な雰囲気だった。しかし、コウタたちは好奇心で奥へと進んでいった。
すると、突然、コウタたちは奇妙な音に気づいた。それは、金属が擦れ合うような、不快な音だった。
コウタたちは、恐怖で足を止めた。音はどんどん近づいてくる。
そして、ついにコウタたちの目の前に現れたのは、巨大なクモだった。
クモは、コウタたちを威嚇するように牙をむいていた。
コウタは、恐怖で震えながら、ヒロに助けを求めた。しかし、ヒロも恐怖で何も考えられなかった。
コウタは、絶望的な気持ちで目を閉じた。
その時、コウタは首から下げていたお守りを思い出した。
コウタは、お守りを握りしめ、目を閉じてこう祈った。
「おばあちゃん、助けてください!」
すると、お守りが温かく光り始めた。光はどんどん大きくなり、クモを包み込んだ。
クモは、光の中で苦しみ、ついに動かなくなった。
コウタたちは、驚きと喜びで言葉を失った。
コウタは、お守りが自分を助けてくれたことを確信した。
そして、コウタは心に誓った。
「このお守りを、これからも大切に守ろう。」
その後
コウタは、お守りの力のおかげで、その後も様々な困難を乗り越えていく。
コウタにとって、お守りは単なる護身符ではなく、おばあちゃんの愛情と守りの象徴となった。
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