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遺産をめぐる陰謀が渦巻く、深山幽谷の物語
横溝正史原作の名作『三つ首塔』を、古谷一行が金田一耕助役で見事に演じきったドラマ。その独特な世界観と、謎に満ちたストーリーは、今なお多くのファンを魅了し続けています。
あらすじ
巨額の遺産を相続についての遺書が親類に公表される。しかし、その遺産にからむ親族が、次々と命を落とす事件が勃発。金田一耕助は、この不可解な連続殺人の謎を解き明かすため、深山幽谷にある古びた屋敷へと足を踏み入れる。
個人的感想
なんか原作とは全然違います。
原作の主役の女性 宮本音禰も全然主役じゃなくて、全然違うヤバい女性になっているし。
宮本でもないし。
原作好きの方は腹が立ちそうな改変でした。
金田一っぽい、田舎の村、そこで起きる遺産相続にまつわる連続殺人事件って感じです。
出だしは結構いいです。
遺産相続の面白い展開そうですが、すぐにあれ、あれれれれって感じです。
横溝正史のようにおどろおどろしく、連続殺人が起きてというのを目指したのでしょうが、全然です。
やっぱり横溝正史先生は偉大だと思える作品でした。
でも、古谷一行の金田一やハナ肇の等々力警部は良かった。
古谷一行の深淵な演技
古谷一行が演じる金田一耕助は、知的な中にどこか寂しげな雰囲気を漂わせ、複雑な事件に挑む姿が印象的です。彼の冷静な推理と、事件に翻弄される心の葛藤が、見事に表現されています。特に、このドラマでは、古谷一行の落ち着いた演技が、作品の持つ重厚な雰囲気をさらに深めています。
深山幽谷の恐怖
深山幽谷に佇む古びた屋敷、そしてそこに住む人々の心の闇。古民家の陰影、そして時折聞こえる物音…。これらの要素が組み合わさることで、視聴者は息もできないような緊張感に包まれます。特に、三つ首塔と呼ばれる奇形の石塔が象徴する不吉な雰囲気は、見る者の心を深くえぐるでしょう。
ただね、あの不気味なBGMが不気味に聞こえない何だよな。
豪華キャストが織りなすドラマ
古谷一行のほかにも、ハナ肇、岡本信人など、個性豊かな俳優たちが脇を固め、物語に深みを与えています。それぞれのキャラクターが持つ複雑な感情や、人間関係が、事件の真相をさらに複雑にしています。
なぜ、いま『三つ首塔』なのか?
現代においても、この作品が多くの人の心を捉えるのは、人間の心の闇や、欲望という普遍的なテーマが描かれているからです。遺産相続を巡る争い、そしてそこから生まれる悲劇は、現代社会においても共感できる部分が多いのではないでしょうか。
まとめ
古谷一行版『三つ首塔』は、単なるミステリードラマにとどまらず、ちょっと変わった、変に面白い作品です。一度見たら忘れられない、強烈なインパクトを与える作品と言えるでしょう。もしあなたが、怖いもの見たさで見てみたいならどうぞ。
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