怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

本物がいるお化け屋敷 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

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友人たちとの肝試し

大学の夏休み、俺たち四人はある有名なお化け屋敷に行くことにした。

そのお化け屋敷は、かつて事故で閉鎖された遊園地の中にあり、最近になって「リアルすぎる演出が話題」とSNSで話題になっていた。

「スタッフの演技がガチすぎるって! これは行くしかないっしょ!」

怖がるやつもいたが、俺たちはノリで入ることにした。

予想以上のクオリティ

お化け屋敷に入ると、そこは異様な雰囲気だった。

廃墟のような作りで、天井からは古びた提灯がぶら下がり、どこからかすすり泣く声が聞こえる。

「うわ……マジで怖え……」

進むにつれて、驚かせてくる幽霊役のスタッフが増えてきた。

ただ、一つだけ気になることがあった。

「なあ……このお化け屋敷って、触れてくるのアリなのか?」

俺はさっきから、何かが腕を掴んだり、肩を叩いたりしてくるのを感じていた。

でも、振り返ってもそこには誰もいない。

友達のケンジも同じことを言い出した。

「俺もさっき背中押された気がするんだけど……気のせいか?」

ありえない光景

さらに進むと、細い廊下に出た。

すると、そこにぼろぼろの白い服を着た女が立っていた。

「うおっ!?」

突然、女が俺たちの前に飛び出してきた。

青白い顔、長い黒髪、そして動きが異様に滑らか。

「うわっ、ここの幽霊役、すげぇな!」

俺たちは驚きながらも、女を避けて先へ進もうとした。

しかし——

その女が、ずっとついてくる。

ゆっくりと、音も立てずに。

「おい、もういいって! びびらせる演出は十分だから!」

でも、女は何も言わず、ただこちらをじっと見ている。

そのとき、俺はある違和感に気づいた。

——この女、どこにも影がない。

そして次の瞬間、ケンジが叫んだ。

「やべえ! あいつ、足がねえ!」

非公式の存在

俺たちは全力で出口へ向かって走った。

だが、女の姿はどこにもいない。

何とか外に出た俺たちは、スタッフに詰め寄った。

「あの白い服の女! あれ、スタッフさんですよね!?」

だが、スタッフは首をかしげた。

「白い服の女性スタッフ? うちにはそんな役者、いませんよ。」

「……は?」

「それに、このお化け屋敷では、お客様に触れる演出は一切禁止です。」

その言葉を聞いた瞬間、俺たちはゾッとした。

あの女は……いったい誰だったんだ?



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