怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

竹林に響く奇妙な足音 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

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【竹林での肝試し】

大学生の 翔太(しょうた) は、友人の 圭吾(けいご)、美咲(みさき) と一緒に、山奥の竹林 に肝試しへ向かった。

「この竹林、昔 『戻れない道』 って呼ばれてたらしいぜ」

圭吾がスマホを見せながら言う。

「真夜中に竹林を歩くと、聞こえるはずのない"足音"がついてくる。
振り向いてはいけない。もし振り向けば——"戻れなくなる"。」

「ははっ、よくある怪談じゃん」

翔太は笑い飛ばした。

しかし、美咲は不安そうに腕を抱える。

「……本当に行くの? なんかイヤな感じがする」

「大丈夫だって。どうせ誰かが作った作り話だよ」

そう言いながら、三人は竹林の奥へと足を踏み入れた。

【竹林に響く足音】

竹林は 異様なほど静か だった。

風もなく、竹が擦れる音さえしない。

ただ、三人の足音だけが響く。

ザッ……ザッ……

「……なあ、なんかおかしくねぇか?」

圭吾が立ち止まり、耳を澄ます。

ザッ……ザッ……ザッ……

「……四つある」

「え?」

翔太が言った瞬間——

足音はピタリと止まった。

圭吾が震える声で言う。

「……おい、今、俺ら、誰も動いてねぇよな?」

なのに、今の最後の一歩は、確かに"誰か"の足音だった。

【決して振り向くな】

「……走ろう」

美咲が小声で言った。

「走るって……おい、美咲——」

「ダメ!! 早く!!!」

美咲の悲鳴に押されるように、三人は全速力で駆け出した。

すると——

ザッ……ザッ……ザッ……ザッ……!!!!

後ろから、四つ目の足音がついてくる。

しかも——

徐々に速くなっている。

ザッ、ザッ、ザッ、ザザザザザ!!!!

「うわあああああ!!!」

翔太は、思わず振り向きそうになる。

その瞬間、美咲が思い切り翔太の腕を掴んだ。

「ダメ!! 絶対に振り向いちゃダメ!!!」

涙目の美咲が叫ぶ。

翔太は全身に鳥肌が立つのを感じながらも、必死で前を向いて走った。

【戻ってこられたのか?】

やがて、三人は竹林の出口にたどり着いた。

足音は、ピタリと止まった。

圭吾が息を切らしながら振り返る。

「……消えた?」

竹林の入り口は、ただ静かに闇に沈んでいる。

翔太も振り返り、安堵のため息をついた。

「……なんだったんだよ、あれ」

美咲は震えながら言った。

「振り向いたら……終わってたと思う。」

翔太も圭吾も、美咲の言葉の意味を深く考えなかった。

だが、それが 間違いだった。

【違和感】

その後、三人は何事もなく家へ帰った。

しかし、翔太は次の日から 奇妙な違和感 を覚え始めた。

例えば——

・家の玄関に竹の葉が落ちている
・鏡を見ると、背後にうっすら"影"が映る
・誰もいないはずの部屋で、足音が聞こえる

そして、ある日、決定的なことが起こった。

何気なく撮った竹林での帰り際の写真 を見返したとき——

そこには三人が並んで写っていた。

だが、よく見ると……

その後ろに"四人目"がいた。

全身黒ずくめで、顔が見えない。

だが、その"影"は、確かに……

翔太の肩に手をかけていた。

【竹林の怪異】

翔太は恐怖に震えながら、美咲に連絡した。

しかし、美咲は電話口で震える声で言った。

「……あの足音、まだついてきてるんだよね……」

「……私たち、本当に戻ってこられたのかな?」

その瞬間——

翔太の部屋のドアの外で、足音が鳴った。

ザッ……ザッ……



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