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竹林の影 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

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消えた友人

大学のサークルで親しかった友人・斉藤が失踪した。

最後に目撃されたのは、地元の山奥にある竹林の近くだった。

「夜中にあの竹林へ入っていった」という目撃証言を最後に、彼の行方はぷっつりと途絶えた。

警察の捜索も虚しく、斉藤は二度と戻らなかった。

だが、それからしばらくして——

俺のスマホに、斉藤からメッセージが届いた。

消息不明のはずの男からの連絡

『助けてくれ』

短いメッセージと共に、一枚の写真が添付されていた。

竹林の中で撮られたと思われるその写真には、斉藤らしき人影がぼんやりと写っていた。

だが、妙だった。

顔が、ない。

人の形をしているのに、顔の部分が影のように黒く塗りつぶされているのだ。

「……冗談か?」

だが、どう見ても合成ではない。

鳥肌が立った俺は、震える手でメッセージを返信した。

「どこにいる?」

返事はなかった。

竹林へ

俺は、斉藤が最後に目撃された竹林へ向かった。

道を進むにつれ、周囲の空気が異様に静かになっていく。

「……おかしい」

風もなく、鳥の鳴き声すら聞こえない。

嫌な予感がしたが、それでも足を進めると——

奥の方に、何かが立っていた。

竹の隙間に、黒い影のような「人」が見える。

「……斉藤?」

影は、動かない。

俺はゆっくりと近づいた。

そして——その顔を見た瞬間、息が止まった。

そこには「顔」がなかった。

影のように黒く塗りつぶされ、ただ、空洞のようにぽっかりと何もないのだ。

俺は悲鳴を上げ、必死でその場から逃げ出した。

メッセージの正体

その夜、もう一度スマホを確認すると——

あのメッセージが消えていた。

どこを探しても、斉藤からの連絡の痕跡はなかった。

翌日、警察に相談しようと決意した俺だったが、竹林で見た「顔のない影」、消えたメッセージ、こんな話を信じてもらえるのだろうか。

もしも、あの「顔のない影」、あれが斉藤だったのなら——

あの竹林の奥には、まだ「彼」がいるのかもしれない。



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