◯AIによる怖い話
AIが回答したものを少し修正してお送りします。
プロンプトは下記の通り
・今回のプロンプト
描いてはならない絵。 をキーワードに怖い話をお願いします。
下記を踏まえて話を作成してください。
＃制作条件
あたかも実体験のようにリアルを追求してください。
実話ではないことは明記しないでください。
Webサイトに掲載してアクセスが集まる話。
つじつまが合うように気を付けて書いてください。
SEOでクリックされそうな題名をつけてください。
◯本文
美大を目指していた高校2年の頃、美術部に入っていた。
部員は少なく、放課後はだいたい同じ顔ぶれで静かに制作していた。
ある日、顧問の先生が古い木製の棚を整理していて、奥から大きなスケッチブックを見つけた。
埃だらけで、紙は黄ばんで波打っている。
「誰が描いたか分からないな…ずいぶん昔のものだ」
先生はそう言って、スケッチブックを机の上に置き、そのまま帰ってしまった。
残っていた部員は俺ともう一人の3年生、そして美術室の隅に座っていた絵の得意な女子、沙希だけだった。
好奇心から、俺たちはスケッチブックをめくった。
最初の数ページは、風景や人物の練習。
でも、だんだんと描かれているものが奇妙になっていった。
顔の無い人、歪んだ首、ありえない角度で曲がる腕…。
そして、最終ページに近づくほど、色は黒と赤ばかりになった。
最後のページには、
「描いてはならない」
と、殴り書きされた文字と、その下に――
そこにあったのは、説明できない“何か”だった。
人の形に見えるのに、輪郭が途中で溶けて消えている。
全体が黒い渦のようで、目だけがはっきりと描かれていた。
真っ黒な中に、針で突いたような白い瞳が二つ。
見た瞬間、息が詰まるような嫌な感覚が全身を走った。
「…これ、気持ち悪いな」
俺がそう言うと、沙希はじっと絵を見つめたまま、笑った。
「これ…私、描けると思う」
それから沙希は、毎日のように同じようなモチーフを描き始めた。
最初は冗談だと思っていたが、日を追うごとに、彼女の絵はあの絵にそっくりになっていった。
そして、絵の中の“瞳”は、初めは白かったのに、いつからか黒く塗りつぶされていた。
一週間後、沙希は学校に来なくなった。
先生によると、自分の部屋でずっと絵を描き続けていて、家族の呼びかけにも反応しないらしい。
ただ、一度だけ彼女の母親が聞いたという。
「…もう少しで出てこれる…」と、部屋の中から小さな声がしたと。
あのスケッチブックは、ある日突然、美術室から消えた。
誰が持ち出したのか分からないままだ。
でも俺は時々、放課後の廊下で感じる。
後ろから、あの“黒い瞳”に見られている気配を。
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