ドラマ 金田一耕助

【第5話レビュー】古谷一行版『悪魔の手毬唄』(1977)——“一人二役”の真実が動き出す神戸編

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瀬戸内の山村・鬼首村で起こる“手毬唄見立て”連続殺人を描く、横溝正史原作『悪魔の手毬唄』。TBS系で1977年に放送された古谷一行版は、全6話構成でじっくりと因縁の糸を解きほぐしていく名作です(制作:MBS/大映京都/映像京都、監督:森一生)。放送枠は土曜22時台で展開されました。

第5話あらすじ(ネタバレ最小限)

金田一耕助(古谷一行)は捜査の鍵を握る過去の詐欺事件を追って神戸へ。そこで、詐欺師・恩田幾三と、20年前に失踪した青池源治郎が“同一人物”だった可能性に突き当たる。加害者と被害者が同一——という怪異な構図が示され、村で続く“唄”の連鎖に、新たな意味が差し込む回。物語はいよいよ真相へと加速していく。

見どころ

神戸編で一気に深まる因縁:村外の調査で、過去の“罪”と現在の“報い”が一本線で結ばれる瞬間のゾクッとする手触り。

古谷一行の静かな推理劇:饒舌に語らず、視線と間で観客を導く“古谷金田一”の渋みはテレビ版ならでは。

第6話へのカウントダウン:手毬唄の歌詞と遺体の“飾り付け”の符合が、解の目前にある緊張感を生む。

キャスト/スタッフ

出演:古谷一行(金田一耕助)、佐藤友美(青池リカ)、高岡健二(青池歌名雄)、池波志乃(青池里子)、夏目雅子(別所千恵子=芸名・大空ゆかり)、小沢栄太郎(多々羅放庵)、長門勇(日和警部)、東野英心(木村巡査)ほか。監督:森一生/脚本:田坂啓。全6話。

こんな方に刺さる第5話

手毬唄の“見立て”が物語上のロジックとして回収されていく快感を味わいたい

古谷一行の金田一が見せる静の推理と、夏目雅子の凛とした存在感を堪能したい

個人的感想

今回は、神戸で突き止めた事実をもって、鬼首村へ戻る金田一耕助です。
最終回に向けて、事件が解決へと大きく動いていきそうな雰囲気の回になっています。
重要な二人一役の話もつきつめてます。
最終回は、悲しい犯人の話がはっきりとしてくるでしょう。
それに向かっての何とも言えない雰囲気の5話です。

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