ドラマ 古畑任三郎

【第7話レビュー】田村正和『警部補・古畑任三郎』S1 第7話「殺人リハーサル」──殺陣リハーサルに潜む“計画殺人”を古畑が暴く【視聴リンク付き】

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時代劇撮影所を舞台に、立ち回りの「リハーサル」を利用した計画殺人が起きる第7話「殺人リハーサル」。犯人は時代劇スターの大宮十四郎(演:小林稔侍)で、模擬刀と真剣を取り違えた“事故”に見せかける周到なトリックを用いる。古畑の観察と論理が少しずつ真相を暴いていく、シリーズ中盤の見応えある一編です。

作品データ(第7話)

タイトル:第7話「殺人リハーサル」。

初回放送:1994年5月25日(本編:約46分)。

ゲスト(犯人役):小林稔侍(大宮十四郎)。脚本:三谷幸喜、演出:星護(関口静夫/星護いずれの表記ありの資料あり)。

あらすじ(ネタバレ最小限)

撮影所の閉鎖を巡り、所長・城田春彦(長谷川初範)と主演の大宮に確執が生じる。大宮は「最後の撮影だから」と城田を撮影所へ呼び出し、立ち回りのリハーサル中に“真剣”で斬りかかり致命傷を負わせる。小道具係の“取り違え”という事故説が成立するよう偽装されるが、古畑は現場の些細なズレや決定的な証拠(セットの変化やポラロイド写真など)から計画性を嗅ぎ取り、綿密な追及を始める。

見どころ(ポイント)

「殺陣(たて)」を使ったトリックの妙:演技と真剣の取り違えを軸に、プロの“所作”を利用した犯行設計が秀逸。

小林稔侍の存在感:時代劇スター役としての佇まいが、犯行の動機と人物性に重みを与える。

古畑の発見の瞬間:撮影セットの変化や写真のディテールを手掛かりに論理を積み上げる過程は、倒叙ミステリの醍醐味が味わえる。

個人的感想

今回の犯人は常に落ち着いていて良いです。
古畑がさんざんつついても、必要最低限しかしゃべらない。
このやり取りがいままでの犯人と違って面白いです。
そして、蟹丸義太夫が再登場、面白いです。

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感想(2件)

短評

撮影所という“舞台そのもの”を事件装置に仕立てた脚本の鮮やかさと、役者としての矜持が犯行動機に絡む人間ドラマが本話の魅力。古畑の細やかな観察眼と、被疑者の表情に滲む“俳優としての矛盾”が交じり合い、ハラリと胸に来る結末が用意されています。シリーズ好きにも、初見の方にも勧められる回です。

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