海難救助船アークティック・ウォリアー号のクルーが、ベーリング海で漂流する豪華客船アントニア・グラーザ号を発見——乗り込んだ先で待っていたのは、時を止めたような舞踏会の残響と、説明のつかない“悪意”。『13ゴースト』のスティーブ・ベック監督×ダーク・キャッスル・エンターテインメントが放つ、90分きっちりのオカルト・ミステリーです。日本公開は2003年1月11日／上映時間91分。主演はジュリアナ・マーグリーズ、共演にガブリエル・バーン、ロン・エルダード、デズモンド・ハリントン、カール・アーバン、エミリー・ブラウニングほか。音楽はジョン・フリッゼル。
目次
作品データ（要点）
監督：スティーブ・ベック／脚本：マーク・ハンロン、ジョン・ポーグ
製作：ロバート・ゼメキス、ジョエル・シルバー ほか（ダーク・キャッスル・エンターテインメント）
日本劇場公開：2003年1月11日／上映時間：91分
配給：ワーナー・ブラザース映画
原題：Ghost Ship（2002／米）
主なキャスト：ジュリアナ・マーグリーズ、ガブリエル・バーン、ロン・エルダード、デズモンド・ハリントン、イザイア・ワシントン、カール・アーバン、エミリー・ブラウニング ほか。
あらすじ（ネタバレなし）
サルベージ専門の一行は、1962年に消息を絶った豪華客船アントニア・グラーザ号を洋上で“発見者の権利”に従い曳航しようとする。しかし船内では次々と怪異が発生。やがて積荷、そしてこの船に取り憑く“何か”の正体へと物語は収束していく——。
見どころ
映画史に刻まれたオープニング
開幕早々の“ワイヤー・シーン”はホラー談義で必ず挙がる名場面。近年も専門メディアが「00年代ホラーの忘れ難いオープニング」として再評価しています。
退廃と栄華が同居する美術
船体の腐朽と、往時の舞踏会の残り香を対置させるセット＆美術が雰囲気を牽引。90分の中で“海の密室”を堪能できます。
ジョン・フリッゼルの重厚スコア
ストリングスとコーラスで不穏を増幅する劇伴は、本作の寒気を数段引き上げます（国内サントラ盤の流通もあり）。
若きスターの顔ぶれ
カール・アーバン＆エミリー・ブラウニングら、のちにメジャー作で活躍する俳優陣の初期出演作としても要チェック。
評価の声（参考）
海外レビュー集積サイトでは批評家支持14％・観客支持38％と賛否が割れる一方、“冒頭の一撃”やゴシックな海洋怪談ムードに根強い支持が集まっています。
個人的感想
なんだかんだで、見てよかったかな。
最初の導入部分はとてもおもしろかったです。
幽霊が出てからはちょっとあれって感じでした。
そして、つまらない、面白いを言ったり来たりして、なんだかんだでまぁ良かったです。
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