目次
作品概要（要点）
『Fall（フォール）』はスコット・マン監督による2022年公開のサバイバル・スリラー。グレース・キャロライン・カリー（Becky役）とヴァージニア・ガードナー（Hunter役）を主演に、退役したテレビ塔（高さ約2,000フィート＝約610m）を登った女性二人が頂上で立ち往生する――という単純だが極限の状況が描かれます。上映時間は約107分、製作費は約300万ドル、全世界興収は約2,180万ドルを記録しました。
あらすじ（ネタバレ控えめ）
事故で夫を失い深い喪失感を抱えるベッキーは、クライミング仲間だったハンターに誘われて廃棄された巨大な電波塔に登る。頂上で喪を弔うはずが、下降途中で梯子が壊れ、二人は降りられなくなってしまう。限られた水と物資、絶え間ない恐怖、そして高度によるパニック──生き残るための工夫と心理戦が頂上で展開されます。
見どころ（購入を後押しするポイント）
高所を活かした映像演出：空撮やワイドショット、カメラワークで“落ちそうで落ちない緊張”を視覚的に積み上げる演出が強烈です。
俳優の身体表現と緊迫のリアリティ：主演二人による身体を張った演技と、限られたセット（塔の狭いプラットフォーム）でつくる閉塞感が最後まで飽きさせません。
低予算を活かしたアイデア勝負：大掛かりなVFXに頼らず“高さ”と“状況”だけで観客を惹きつける作りは、評価の分かれる点である一方、スリラーとして高評価を得ています。
キャスト・スタッフ（主なクレジット）
監督：スコット・マン（脚本はスコット・マンとジョナサン・フランク）／主演：グレース・キャロライン・カリー、ヴァージニア・ガードナー／共演：メイソン・グッディング、ジェフリー・ディーン・モーガン 等。配給はライオンズゲート（米国）など。
個人的感想
痛そう、足がすくむ強さの連続です。
正直、もう嫌になって止めたくなりました。
でも、面白いので最後まで見ちゃいました。
おすすめの一本ですが、覚悟してから見たほうがいいです。
低予算ながら、良作です。
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まとめ
『Fall（フォール）』はシンプルな設定ながら緊張感を長時間維持する“高さ”を活かしたスリラーです。高所恐怖症の人は鑑賞注意ですが（その分、怖さと爽快さが直球で伝わる作品）、映像の緊迫感や俳優の身体表現を楽しみたい方には強くおすすめできます。
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