雪深い山荘で起きた“転落死”──事故か、自殺か、あるいは殺人か。家族の事情と証言を丁寧に“解剖”していく、2023–24年の国際的話題作
目次
基本データ
監督:ジュスティーヌ・トリエ/主演:ザンドラ・ヒュラーほか。フランス発のヒューマンサスペンスで、国際映画祭で高い評価を受けた作品です。
あらすじ
人里離れた雪山の山荘で、サミュエルという男が転落死する。現場に居合わせたのは視覚障がいのある11歳の息子と妻のサンドラ(作家)。はじめは事故と見られたが、やがて妻に“殺人容疑”がかかり、裁判を軸にして夫妻の私生活や周囲の証言が暴かれていく──という展開です。物語は「事実」と「解釈」のあいだで観客に問いを投げ続けます。
なぜ話題になったか(受賞・評価のポイント)
本作は第76回カンヌ国際映画祭で最高賞(パルム・ドール)を受賞し、国際的に強い注目を浴びました。アカデミー賞でも複数部門にノミネートされるなど、批評的にも高い評価を受けています。こうした受賞歴が、公開時の注目度をさらに高めました。
見どころ(テーマ/演出/演技)
証言のズレと“物語の作り方”をめぐる緊張感:法廷でのやり取りや現場検証を通じて、同じ出来事が複数の“物語”として立ち上がる描写が本作の骨子です。
主演ザンドラ・ヒュラーの演技:妻サンドラの複雑な内面を抑制の効いた表現で見せ、観客の視点を揺さぶります。
映像の静謐さとディテール:雪山の隔絶感、家の細部、法廷の緊張──映像と編集で“疑念”が丁寧に積み上げられます。
個人的感想
サスペンス、スリラー的なものかと思ったら法廷ドラマでした。
面白くて、とても長い映画ですが、一気に見てしまいました。
ただ、たんたんと話が進むので、ちょっと長く感じる人はいると思います。
また、実際に何が起きたのかは、あきらかにされないです。
状況証拠から推測していく話ばかり、なので、人によってちょっとと思う方もいるかもです。
しかし、私個人はとても面白かったです。
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この記事のまとめ
『落下の解剖学』は「出来事そのもの」と「出来事を語る言葉」が交差することで観客に判断を委ねるタイプの作品です。裁判ドラマと家族ドラマ、そして法廷での“語り”に興味がある方に特に刺さる一本。
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