『ロスト・バケーション』（原題：The Shallows）は、ジャウム・コレット＝セラ監督、ブレイク・ライブリー主演の海洋サバイバル・スリラー。人里離れたビーチでグレートホワイトに遭遇した主人公ナンシーが、たった一つの岩を拠点に生き残りをかけて戦う“ほぼ一人芝居”の緊迫感が最大の魅力です。
目次
あらすじ（ネタバレ控えめ）
母を失った心の傷を抱えた医学生ナンシーは、癒やしを求めて遠隔の海岸でサーフィンを楽しむが、突如グレートホワイトの襲撃を受ける。負傷した彼女は岸から約200ヤード離れた一つの岩にたどり着き、回復と脱出の方法を模索しながら、執拗に回りを巡る捕食者と心理戦を繰り広げます。シンプルな設定を活かした緊張の積み上げが見どころです。
監督・キャスト・制作情報
監督はジャウム・コレット＝セラ、脚本はアンソニー・ジャスウィンスキー、主演はブレイク・ライブリー。音楽はマルコ・ベルトラミが担当し、撮影はオーストラリアで行われました。上映時間は約86分でテンポよくたたみかける構成になっています。
見どころポイント
ブレイク・ライブリーの“1人で引っ張る”演技力：画面の大半を1人で支える難役を好演。演技で観客の共感と緊張を持続させます。
ミニマルな設定で生む最大級の恐怖：登場人物が限定され、舞台（岩と海）も限定されることで没入感が高まります。
視覚・音響で煽るサスペンス：カメラワークと音楽（マルコ・ベルトラミ）が恐怖を積み上げ、細部の工夫が効いています。
評価・興行成績
公開は2016年。批評面では概ね好評を受け、批評サイトでも高評価を得ています。また、低〜中規模の製作費ながら全世界で興行的に成功を収め、興行収入は制作費を大きく上回る実績となりました。
個人的感想
面白かったです。
痛そうだし、サメはデカくて怖いし、ハラハラ・ドキドキです。
場所はひたすらひとつのビーチのみ。
ひとつだけ、酔っぱらいの胴体分裂のおじさんの死体は、どうなったんでしょう。
そして、最後の倒し方がすごかった。
映画って感じであんなことできるのかと。
ちなみに原題は浅瀬。
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まとめ
「シンプルだけど圧倒的な緊張感」を求める視聴者、そしてブレイク・ライブリーの演技を堪能したい方に強く薦めたい一本。短尺（約86分）でテンポよく楽しめるため、夏のスリラーや一人映画鑑賞にも最適です。
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