『サラリーマンZ』序盤レビュー|ウイルス後の荒廃で問われる“働くとは何か”序盤の見どころ完全ガイド

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作品データ

原作:NUMBER 8/作画:石田点。講談社「モーニング」連載のビジネスマンサバイバル漫画で、令和の働き方を背負った40歳のサラリーマン・前山田雄作(まえやまだ ゆうさく)を主人公に据えた物語が展開します。単行本は講談社より刊行中。

序盤(導入部分)のあらすじまとめ

序盤は「日常→非常事態への転換」を速いテンポで描きます。古典的な労働哲学を胸に職務を全うしてきた前山田が、未知のウイルスパンデミックで崩壊した都市に直面。オフィスの秩序が壊れ、食糧や安全の確保という“ビジネスでは教えてくれないリアル”と向き合わされる――そんな序章が第1巻に詰め込まれています。極限状態での判断や“働く意味”に関する問いが繰り返し提示されるのが、この作品の序盤の核です。

序盤の見どころポイント

キャラクターの思想対立:前山田の“古式ゆかしい働き方”と、非常事態で蘇る別の価値観(生存優先や合理性の徹底)が衝突する描写が序盤のドラマを生みます。

リアル寄りのサバイバル描写:ゾンビ的感染表現や食糧調達の過程など、単なるホラーではなく「現実世界でどう動くか」を突き詰めたリアリズムが効いています。

労働哲学の議論性:過去の経営者の教えやビジネスマンとしての矜持が、極限状況でどう作用するかが読みどころ。単純なサバイバル漫画とは一線を画す“思想の揺さぶり”があります。

序盤で特に印象に残る場面(ネタバレ控えめ)

出社・ルーティンの描写から一気に日常が崩れる「導入の鮮烈さ」。

食糧確保やオフィス内での秩序維持を巡る“会議”のような駆け引き(ビジネスマンならではの視点が出る)。

前山田と桐谷ら仲間・対立者との価値観のぶつかり合いが、短い話数で濃く描かれる点。

個人的感想

なんとも不思議な話。
ゾンビ漫画なんですが、ふつう逃げれるとか、戦うって感じじゃないです。
そして、ギャグ漫画として読むべきか、真面目な漫画として読むべきか、心持ちを迷ってしまう漫画です。
それは、なぜか、サラリーマンとして、ビジネスマンとしてに重きをおいて行動をする登場人物に起因します。
しかも、ビジネスマンとして古い考え方をする主人公と、ビジネスマンとして革新的な考えもっていそうな部下との対立も描かれつつ、ゾンビパニックを生き残ろうとします。
読んでみないと、このなんとも言えない雰囲気はわからないと思います。
興味ある方はぜひ。

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まとめ

『サラリーマンZ』の序盤は、パンデミックによって壊れた社会の中で“サラリーマンとしての矜持”がどのように作用するか――というテーマを、サバイバルのリアリズムとともに見せてくれる導入部です。



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