目次
概要
『プラットフォーム』（原題：El Hoyo／英題：The Platform）は、監督ガルデル・ガステル・ウルルティア（Galder Gaztelu-Urrutia）による2019年のスペイン製ディストピア・スリラー。縦長の監獄施設を舞台に、階層ごとに食事が降りてくる“プラットフォーム”の仕組みが人間の利己性と連帯の崩壊を暴き出す衝撃作です。94分ほどの短尺でテンポ良く物語が進みます。
あらすじ（ネタバレ控えめ）
主人公ゴレン（Goreng）はある「縦型収容施設」の一室で目覚める。施設では毎日上階から豪華な食事が乗った大きなプラットフォームが降りてきて、上にいる者たちが好きなだけ取るため、下の階ほど残飯と飢えに苦しむ。毎月フロアの位置が変わる“くじ引き”のような仕組みがあり、登場人物たちは生き残りをかけて道徳や協力、暴力を模索していきます。
見どころ・ポイント
強烈な一貫性のメッセージ性：映画は「トリコの寓話」や“共有地の悲劇”を直接的に映像化し、観客に道徳的ジレンマを突きつけます。
演技と演出の緊張感：主演イヴァン・マサゲ（Iván Massagué）らの肉体表現と、閉鎖空間を活かした演出でサスペンスと不快感を効果的に高めています。
短尺で濃密：約94分という尺で無駄なくメッセージと見せ場を詰め込み、初見でも没入しやすい構成です。
反響・評価
本作は2019年トロント映画祭（TIFF）で「Midnight Madness」部門の観客賞を受賞し、その後Netflixと配信契約を結び世界配信されました。Netflix上での配信後は短期間で大きな視聴を集め、配信によって国際的な話題作になりました。批評面では概ね好評（Metacriticでおおむね好意的な評価）で、観客の反応は賛否混在する点も特徴です。
個人的感想
怖いし、グロイし、気持ち悪い、けど目が離せない。
最後まで見ちゃいます。
設定からして面白いですね。
上から下に食事がおりてきて、上層の人たちが食べてしまって、下層の人たちは食べれない。
そして、まさかの続編があるらしい。
続編も見てみたいです。
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