「えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!?」は、追放された主人公タイラーが窮地の中で“全属性”の魔法を覚醒させ、妹エチカの治療のために超上級ダンジョンへ挑む――という王道の異世界ファンタジー作品です。原作はたかたちひろ（文）、漫画は目楼保／たかたちひろ（作画・原作表記は配信先により表記差異あり）で、現在コミック版は複数の電子書店で配信中、既刊は（執筆時点で）5巻まで配信されています。
目次
本作の「超上級ダンジョン／テンバス家／エチカ回」
タイラーはかつて“能力なし”として仲間に見捨てられますが、その後の覚醒で“全属性魔法”を獲得。妹・エチカの治療に必要な薬草を求めて、超上級ダンジョンへ挑む決意を固めます。道中で武力・権力を振るう悪徳貴族・テンバス家（テンバス一族）の陰謀に行く手を阻まれ、仲間とともに陰謀を解きながらダンジョン攻略へと踏み込んでいく――という流れが、このシリーズの熱量ある山場のひとつです。エチカの病状とそれを巡るエピソードは読者の共感を呼び、回復のあたりは感動的な描写でまとめられています。
見どころ
超上級ダンジョン：罠と強力モンスター、そして属性を切り替えて戦う戦術性が描かれ、タイラーの“全属性”設定が最大限に活きる場面が続きます。読者にとっては「能力設定の実践編」として満足度が高いパートです。
テンバス家の陰謀：貴族の利権や裏取引、住民を欺く政治的な駆け引きが物語に厚みを与え、単なるダンジョン攻略ものに留まらない社会的な対立軸が加わります。
エチカの全快（回復）あたり：妹を想う兄のモチベーション描写と、仲間たちの絆がクローズアップされる重要シーン。治療をめぐる葛藤と回復までの経過は、物語の情感を引き上げます。
作品のスタイルとオススメ層
本作は「成長する主人公」「仲間との絆」「直球のバトル描写」「異世界の政治的陰謀」をバランスよく並べた作風で、ライトノベル原作のコミカライズが好きな読者や、属性切替の戦闘設定を楽しみたいバトル系ファンに特に刺さります。絵柄は読みやすく、アクション描写もしっかりしているため電子で読み進めやすいのも利点です。
個人的感想
相変わらずサクサク進みます。
貴族の嫌がらせや、昔仲間だった冒険者に襲われたりしますが、あっさり解決して進みます。
超上級ダンジョンもサクサク攻略、そしてエチカを全快へと導きます。
面白いです。
そして、超特急で進む展開が面白いです。
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まとめ
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