環境破壊後の地球を舞台に、13歳の少女ヴェスパーが生き延びるために“バイオハック”を駆使して闘う──美術・造形の力で世界観を作り上げたビジュアル重視のSFドラマ。映像好き・ハードSF好きどちらにも刺さる力作です。
目次
ざっくりあらすじ(ネタバレ控えめ)
文明が崩壊した近未来。13歳の少女ヴェスパーは父と二人、瓦礫と緑が混ざる荒廃した環境で生き延びている。資源の枯渇した世界で“食料”や“知識”は通貨であり、ヴェスパーは遺された技術を駆使して自らを守り、未来の希望を託すために危険な取引やバイオハックに挑む。物語は成長譚でありながら、環境倫理や格差の問題を静かに突きつけます。
見どころ(なぜ観るべきか)
圧倒的なプロダクションデザイン:衣装・小道具・生態表現いずれも緻密で、荒廃世界の“触感”が画面から伝わってきます。視覚面での没入感が本作最大の武器。
若きヒロインの芯の強さ:主人公ヴェスパー(演:Raffiella Chapman)が見せる自力で世界を切り開く姿が印象的。YA色を帯びた物語構造で若年層から大人まで共感を得やすい作りです。
ハードな世界観と人間ドラマの両立:ただの生存サバイバルを超え、倫理的ジレンマや「未来のために何を残すか」を問う重層的なテーマが効いています。批評家からは“緻密な世界構築”が評価されています。
監督・キャスト・受賞(データで押さえる)
監督:Kristina Buožytė & Bruno Samper(共同監督)。
主演:Raffiella Chapman(ヴェスパー)をはじめ、Eddie Marsan、Richard Brakeらが脇を固める。
映画祭・受賞:ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF)などで評価を受け、プロダクション・デザイン等で複数の賞やノミネート歴があります。
評価(批評の傾向)
専門家レビューでは「映像・世界観の完成度が高く、演出も緻密で観る価値がある」との評価が多く見られます。特に美術・生物表現の細部や主人公の機転を称賛する声が目立ち、総じて“ハードSF寄りの良作”として好評です。
個人的感想
世界、雰囲気の作りがうまく成功しています。
なんとも言えない、独特なディストピアが気持ち悪いような、ここちいいような。
父のドローンも雰囲気の作りに一役かってます。
なんか、説明のない言葉がちょろちょろ出てくるので補完が必要かもですが、理解できなくてもなんとなくわかります。
ヨーロッパのSFだとヴァレリアンとかありますが、個人的にはこちらの方が全然好きで、面白かったです。
最後は、続編がみたいって終わり方なのですが、どうやら興行収入はいまいっぽっぽいので続編は見れそうにありません。
あの、雰囲気、そしてまだまだ説明されてないところがあるので続編でより深くこの世界にひたりたかった。
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最後に(まとめ)
『VESPER/ヴェスパー』は映像表現と緻密なプロダクションが魅力のポストアポカリプティックSF。作り込まれた世界観と主人公ヴェスパーの強さが印象に残る一作です。
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