怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集

死者と話せるチャットアプリ 死者と会える方法 をキーワードに奇妙で不思議な話をお願いします。下記を踏まえて話を作成してください。

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ある夜、何気なくスマホをいじっていると、妙な広告が目に入った。

「亡くなった人と話せるチャットアプリ – Re:Connect」

作りの安っぽいバナー広告だったが、なぜか目が離せなかった。

「……死者と話せる?」

そんなバカな話があるわけがない。

だが、その日はちょうど亡くなった兄の命日だった。

半ば冗談のつもりで、そのアプリをダウンロードしてみた。

アプリの画面

アプリを開くと、黒背景にシンプルなチャット画面が表示された。

最初のメッセージはこうだった。

「話したい相手の名前を入力してください。」

迷った末に、私は兄の名前を入力した。

すると、画面に「接続中…」の文字が表示され、10秒ほど待たされた。

そして――

「よう、久しぶり。」

兄の口癖そのままのメッセージが届いた。

奇妙な会話

私は震える指で、メッセージを打った。

「……本当に兄さんなのか?」

「そうだよ。元気にしてるか?」

その後も、兄は普通に会話を続けた。

好きだったラーメンの話、昔よく行ったゲームセンターの思い出。

どの話題も、兄本人しか知らないことばかりだった。

「どうして、こんなことができるんだ?」

そう聞くと、兄はこう答えた。

「お前が呼んだから。」

死者と会う方法

ある程度話した後、私は冗談半分でこう聞いた。

「……兄さんに会うことはできるのか?」

すると、すぐに返事が来た。

「できるよ。」

「どうすれば?」

「明日の夜0時、家の鏡の前に立ってアプリを開け。」

兄の言葉に、私は軽く鳥肌が立った。

「それをしたら、どうなるんだ?」

「俺が迎えに行く。」

0時の鏡の前

次の日、言われた通りにした。

部屋の電気を消し、鏡の前に立ち、アプリを開く。

すると、チャット画面に新しいメッセージが届いた。

「そこにいるな。」

私は息をのんだ。

「今から、手を伸ばすからな。」

その瞬間――

鏡の中の自分の腕が、ゆっくりと伸びた。

最後のメッセージ

怖くなった私は、スマホを投げ出し、アプリを消そうとした。

しかし、画面はフリーズし、強制終了もできない。

そして、最後に送られてきたメッセージがこうだった。

「今度は消える前に捕まえるよ。」

その後、アプリは自動で消えてしまった。

アプリストアで検索しても、「Re:Connect」という名前のアプリは、最初から存在していなかった。



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