八つ墓村に絶賛はまり中です。
なので、今回も八つ墓村の映画の感想。
映画やドラマなど色々と見ましたが、やっぱり原作本が一番面白いです。
あらすじ
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寺田辰弥は首都圏空港で航空機誘導員をしていたが、ある日の新聞尋ね人欄の記述により、大阪北浜の法律事務所を訪ねることになった。
体にあった火傷の痕で辰弥は尋ね人本人と認められるが、そこで初めて会った母方の祖父であるという井川丑松は、その場で突然、苦しみもがき死んでしまう。
辰弥は、父方の親戚筋の未亡人である森美也子の案内で生れ故郷の八つ墓村に向かうことになった。
辰弥は美也子から、腹違いの兄・多治見久弥が病床にあり余命幾ばくもなく子もいないため、辰弥が故郷の豪家の多治見家の後継者であると聞かされる。
赤子であった辰弥を連れて村を出た母の鶴子は、別の地で結婚した後、辰弥が幼いころに病死しており、辰弥は自分の出自について今まで何も知らずにいたのだった。
美也子に聞かされた多治見家と八つ墓村にまつわる由来は、戦国時代にまで遡った。
1566年、毛利に敗れた尼子義孝という武将が、同胞と共に8人で今の八つ墓村の地に落ち延び、村外れに住みついた。
しかし落ち武者たちは、毛利からの褒賞に目の眩んだ村人たちの欺し討ちに合って惨殺される。
落ち武者たちは「この恨みは末代まで祟ってやる」と呪詛を吐きながら死んでいった。
このときの首謀者である村総代の庄左衛門は褒賞として莫大な山林の権利を与えられ、多治見家の財の基礎を築いた。
だが、庄左衛門はあるとき突如として発狂、村人7人を斬殺した後、自分の首を斬り飛ばすという壮絶な死に方をする。
村人は、このことにより落武者の祟りを恐れ、義孝ら8人の屍骸を改めて丁重に葬り祠をたてたことから、村は八つ墓村と呼ばれるようになったというものだった。
さらに、辰弥の父だという多治見要蔵も、28年前に恐ろしい事件を起していた。
要蔵は事件当時に多治見家の当主で妻もありながら、若い鶴子を強引に妾にし、多治見家の離れに軟禁していた。
しかし、鶴子が生まれたばかりの辰弥を連れて出奔してしまい、その数日後の夜に要蔵は発狂して妻を斬殺、村人32人を日本刀と猟銃で虐殺し、失踪したという。
八つ墓村では、辰弥の帰郷と呼応するように、また連続殺人が起こりはじめ、私立探偵の金田一耕助が事件調査のため村に姿を現わす。
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出演者
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萩原健一
小川真由美
山崎努
渥美清
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八つ墓村1977年版を観てるんだけど…今のテレビではまず作られないようなショッキングな内容満載
時代なんだろうなぁ#八つ墓村1977#PTAが黙っちゃいない pic.twitter.com/PtK09q3JhW
— パパス@モンスト（元もん・麒麟の翼） (@TOGATORA777) 2016年11月18日
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目次
■この作品の特徴
他の作品では原作通りの時代設定が多いのですが、この作品は舞台を公開当時の1977年にしています。
これによって、飛行機などの現代のシーンから映り変わる八つ墓村の時代錯誤な不気味さが強調されています。
また、登場人物はだいぶ削減されていますし、ストーリーも結構変えられているところがあります。
里村兄妹（慎太郎、典子）は出てこない。
原作では重要人物の慎太郎がいないです。ヒロインの典子さんもいないです。
梅幸尼や麻呂尾寺の長英と英泉も出てきません。
■上映時間は、151分と長めです。
この映画、結構長いです。
そのおかげで、通常ではカットされたり、最初から鍾乳洞の道を良く知っているキャラが出てきたりしますが、この作品だと鍾乳洞探検シーンがしっかりあります。
しかも、結構長く、でも探索方法は幼稚で懐中電灯片手にあっちへ行ったりこっちへいったりで普通だったら帰れなくなって怖そうだなって感じです。
■ホラー、オカルトテイスト強めの演出
こちらは推理ものというよりは、ホラーやオカルトな面を前面にだしたものになります。
個人的にこの作品は、とても好きです。
全体的におどろおどろしくて、怖くて、不気味で。
それでいて、金使っている大作感が大いにあって好きなんですよね。
■金田一耕助もしっかり活躍しますよ。
ホラー、オカルト面が強調されていますが、ちゃんと金田一耕助の調査シーンなどもあります。
ただ、オカルトテイスト強めで、原作とは動機が違ったり、落ち武者たちの呪いが強調されて、血筋の部分の調査がおおかったりします。
主人公ではないですが、合間合間に出てきては、ちょろちょろといい感じに働いています。
■春代さん美也子さんとかは原作の雰囲気そのまま。
美也子さんは、八つ墓村にいながら都会的な雰囲気を持っています。
春代さんはイメージ通りに落ち着いていて儚げで綺麗です。
久弥兄さんと要蔵さんは山崎努さんが演じているんですが、とても不気味でいいです。
要蔵さんの狂気感が出ています。
ホラー、オカルトテイスト強め 1977年版 映画 八つ墓村の感想(レビュー)と紹介のまとめ
■この作品の特徴
この作品は舞台を公開当時の1977年にしています。
これによって、飛行機などの現代のシーンから映り変わる八つ墓村の時代錯誤な不気味さが強調されています。
また、登場人物はだいぶ削減されていますし、ストーリーも結構変えられているところがあります。
■上映時間は、151分と長めです。
そのおかげで、通常ではカットされたり、最初から鍾乳洞の道を良く知っているキャラが出てきたりしますが、この作品だと鍾乳洞探検シーンがしっかりあります。
■ホラー、オカルトテイスト強めの演出
こちらは推理ものというよりは、ホラーやオカルトな面を前面にだしたものになります。
全体的におどろおどろしくて、怖くて、不気味で。
■金田一耕助もしっかり活躍しますよ。
ホラー、オカルト面が強調されていますが、ちゃんと金田一耕助の調査シーンなどもあります。
主人公ではないですが、合間合間に出てきては、ちょろちょろといい感じに働いています。
■春代さん美也子さんとかは原作の雰囲気そのまま。
美也子さんは、八つ墓村にいながら都会的な雰囲気を持っています。
春代さんはイメージ通りに落ち着いていて儚げで綺麗です。
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