目次
奇妙な違和感
大学進学を機に、一人暮らしを始めた俺は、ある違和感に悩まされていた。
ドアノブが、勝手に動く。
最初は気のせいかと思った。古いアパートだから、風や老朽化のせいでガタつくのかもしれない。
だが、それが毎晩続くようになった。
「カチャ…カチャ…」
深夜2時頃、決まって部屋のドアノブがゆっくりと回る。
誰かがドアを開けようとしているのか?
だが、ドアの向こうに誰の影もない。
気味が悪いが、ドアには鍵をかけているし、無視することにした。
だが、それが恐怖の始まりだった。
徐々に近づく気配
数日後、俺は夜中にふと目を覚ました。
「カチャ…カチャ…」
まただ。時計を見ると、やはり深夜2時。
だが、その日は何かが違った。
ドアノブを回す音の後、
「ギィ…ギィ…」
廊下を誰かが歩く音がする。
アパートは木造だから、歩けば床が軋む。だが、俺の部屋は最上階で、隣の部屋は空室のはず。
俺は布団の中で息を潜めた。
ドアノブに触れたもの
俺は恐る恐る布団から抜け出し、スマホのライトを手に取った。
ドアの前に立ち、深呼吸する。
「……誰かいるのか?」
返事はない。
だが、確かに気配がした。
俺は意を決して、ドアノブに手を伸ばし、強く引いた。
バンッ!!
ドアを開けた瞬間──
そこには誰もいなかった。
だが、一つだけ異常なことがあった。
ドアノブが、異常に冷たかった。
真冬でもないのに、まるで氷のような冷たさ。
残された痕跡
翌朝、出かける前に何気なくドアを見た。
そして、俺は全身が凍りついた。
ドアノブには、はっきりと黒い手形がついていた。
まるで、夜中に誰かが中から開けようとしたかのように──。
その日、俺はすぐに引っ越しを決めた。
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