1994年4月20日放送の『警部補・古畑任三郎』シーズン1 第2話「動く死体」は、歌舞伎役者・中村右近(堺正章)が仕掛ける事故偽装と、古畑任三郎(田村正和)の論理が真っ向からぶつかる、シリーズ初期の快作。倒叙ミステリの醍醐味を、劇場という密室に凝縮した一本です。
目次
作品データ
話数/題:第2話「動く死体」
初回放送:1994年4月20日(フジテレビ)
脚本:三谷幸喜/演出:河野圭太
主演:田村正和(古畑任三郎)/西村雅彦(今泉慎太郎)
ゲスト(犯人):堺正章(歌舞伎役者・中村右近)
本編尺:47分(配信表記)
※話数・スタッフ・放送日は公式データベースの記載に基づきます。
あらすじ(ネタバレ最小)
劇場で誤って警備員を死なせてしまった右近(堺正章)は、舞台の天井からの転落事故に見せかけて隠蔽を図る。捜査に“協力”する姿勢で周囲を欺く右近だが、古畑は現場のささいな“ズレ”から、緻密に仕掛けられた偽装の矛盾をほどいていく——。
見どころ
舞台袖のロジック:楽屋/奈落/天井機構など“劇場の構造”を活かしたトリックと、古畑の言葉のナイフ。倒叙の緊張感が終始持続。
堺正章の二面性:舞台上の華やぎと、犯行後の冷静沈着さ。役者の矜持と虚栄が犯行の動機にも説得力を与えるゲスト回。
シリーズの“型”が完成:細部の違和感→論理の積み重ね→ラストの一手。第1話に続き、シーズン1の快感原理がさらに洗練。
個人的感想
今回は、最初は案外犯人と仲睦まじく話している感じです。
そして、最初に目星をつけたときの古畑任三郎の振る舞いがいいです。
田村正和さんの名演技って感じです。
2話にして古畑任三郎の醍醐味がつまっています。
そして、今泉さんとの関係がいい感じです。
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一言レビュー
“役者の嘘”を“刑事の論理”がはがしていく。雨音と舞台装置を背景に進む対話劇は、古畑シリーズの真髄そのもの。いま見ても緻密で痛快です。
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