『古畑任三郎』第2シリーズの放送当日に深夜枠でオンエアされた、1話約10分のスピンオフ『巡査・今泉慎太郎』。舞台は鑑識の科研室。古畑に振り回され続けた今泉(西村雅彦)が、鑑識官・桑原(伊藤俊人)に愚痴りながら“事件のその後”を語る、会話劇の妙が光る名ミニドラマです。デジタルリマスターでの再放送実績もあり、いま見てもテンポ抜群。まずは作品の基本情報から。
目次
第4話「ライバル登場の巻」(1996年1月31日放送)
この回の刺客は“芳賀ちゃん”こと芳賀啓二(白井晃)。本編では古畑の有能な部下として登場し、今泉の最大のライバルとなる存在です。第4話では、科研室で今泉と芳賀が張り合い、「古畑により好かれているのはどっち?」という低レベル(だが最高におかしい)マウンティング合戦に突入。年賀状の枚数から食事の質、さらには“お風呂一緒に入った”自慢まで飛び出す暴走ぶりで、今泉の自尊心はズタズタに…。短尺なのに関係性が一気に立ち上がる、シリーズ屈指の爆笑回です。
見どころ
白井晃演じる芳賀の切れ味と、“王様のレストラン”組がちらっと交差する三谷節の遊び。
今泉×桑原×芳賀の三角関係が、この後の小ネタの宝庫になる布石。
第5話「慎太郎危機一髪の巻」(1996年2月7日放送)
タイトル通り今泉に“危機”が訪れる回。古畑の超人的な采配に振り回され、鬱憤がピークに達した今泉は、一瞬だけ“古畑を……!”と物騒な発想が頭をよぎる。もちろんトーンは終始コメディで、愚痴と妄想が空回りし続ける今泉の情けなさが愛おしい。短い尺の中で“古畑×今泉”の主従関係の歪さと絆を同時に浮かび上がらせる、スピンオフならではの快作です。
見どころ
今泉の“闇落ち寸前”を、桑原がいつもの調子で受け止める名バディ感。
本編の余韻(第2シリーズ中盤)と地続きのアフターストーリー設計。
放送データ・基本情報
作品:『巡査・今泉慎太郎』
形態:全12話(各約7〜10分)/『古畑任三郎』第2シリーズ当日の深夜に放送されたショートスピンオフ。
第4話サブタイトル:「ライバル登場の巻」(1996年1月31日)
第5話サブタイトル:「慎太郎危機一髪の巻」(1996年2月7日)
主演・主要キャスト:西村雅彦(今泉慎太郎)、伊藤俊人(桑原万太郎)、白井晃(芳賀啓二)ほか。
個人的感想
今回は、ゲストも登場して面白いです。
本編見てから見たほうが楽しいです。
本編の話が結構出てきます。
そして、最初の今泉のひとりがたりも笑えます。
途中で終わっちゃったり、よくわからなかったり。
本当、見る方法が少ないのが寂しい。
まとめ:10分で堪能する“三谷喜劇”の旨味
第4話は“芳賀ショック”で今泉の劣等感が炸裂、続く第5話は鬱憤が妄想に燃料投下——2本続けて観ると、今泉というキャラクターの可笑しさと哀しさが一段とクセになる構成です。『古畑任三郎』2ndと併せて、本編の余韻をもう一度笑いで味わえるこのスピンオフ、コレクションに加える価値あり。
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