目次
一言キャッチ
短編ながら強い余韻を残す、人と自然の“すこし・ふしぎ”な物語。宮沢氷魚×藤﨑ゆみあの共演で贈る前後編は、短い尺の中に緊張と優しさが凝縮されています。
あらすじ（前編）
旅行中の飛行機事故で雪山に墜落してしまったみどり（藤﨑ゆみあ）。目を覚ますと自分のほかに生存者だという坂口五郎（宮沢氷魚）がいて、二人は生き延びるために麓を目指して森を歩き始める。しかし、墜落したはずの季節とは違い周囲は真夏のような暑さ。やがてみどりは不思議な果実のなる樹木へ導かれていく——。短い尺の中で“世界が少し変わってしまった”感覚を巧みに描いた導入です。
あらすじ（後編）
坂口の作ったいかだで川を下り町を目指す二人。次第に緑が濃くなりジャングルのような景色が続く中、体力や心の限界が試される。二人の行く先に待ち受ける“驚くべき世界”とは何か——前編で張られた伏線が回収され、作品の核となるテーマ（自然と人間、生きる意味）に向かって物語が完結します。
出演・スタッフ（主要）
出演：宮沢氷魚、藤﨑ゆみあ、岡崎克哉、大浦理美恵、仲村トオル。
脚本・演出・VFX：キムラケイサク（スタッフ表記は一部回でのクレジット）。
各話は約15分の短編。1話完結の前編・後編で完結する構成になっています。
見どころ
短尺ならではのテンポ良い展開と、凝縮された心理描写。
宮沢氷魚と藤﨑ゆみあの掛け合いがもたらす緊張感と共感。
原作の“ささやかなSF感”を映像でどう表現しているか（自然描写とVFXの使い方）。
個人的感想
本当にSFって感じのお話です。
ちょっと演出を変えたら超怖い話にもなりそうな感じです。
でも、暗い演出はそれほどなく見れます。
坂口って男性、結構最悪だなと思っちゃいました。
でも、そのおかげで、その後の仲村トオルがとてもいい人に見える。
放送・配信情報（視聴・購入の案内・PR）
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締めの一言
短い尺ながら、心に残る「問い」を投げかける前後編。自然と人間の関係、失われた“世界”をどう受け止めるか——藤子・F・不二雄の原作らしい静かな余韻を味わいたい方におすすめです。
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