「富裕層が娯楽として一般人を狩る」——挑発的な設定で公開前から物議を醸したサバイバル・スリラー。短尺ながら容赦ない緊張感と、主人公クリステル（ベティ・ギルピン）の反撃が痛快な一作です。
目次
作品データ
作品名：『ザ・ハント』（The Hunt）
公開年：2020年（米）／日本劇場・配信は時期差あり。
監督：クレイグ・ゾベル（Craig Zobel）。
出演：ベティ・ギルピン（クリステル）、ヒラリー・スワンク、イーサン・サプリー、イケ・バリンホルツ ほか。
上映時間：約89分／R15+相当（地域による）。
あらすじ（ネタバレ控えめ）
目を覚ますと広い森の中──そこに集められていた男女12名。箱の中には豚と武器があり、やがて銃声が響く。行き場を失った彼らは逃げ惑い、そのうちに「マナーゲート」と呼ばれる“セレブが娯楽として一般人を狩る計画”の実行だと気づく。狩られる側のひとり、クリステルは追い詰められながらも反撃に転じ、やがて事態は想像以上の展開を見せます。過激な設定ながらテンポ良く描かれるサバイバルが見どころ。
見どころ
主演ベティ・ギルピンの存在感：TVで人気を博した女優が放つタフな主人公像は、アクション好き・女性視点のサバイバルを好む層に刺さります。
公開時の論争
本作は公開前に「政治的に挑発的」として撤回・延期が議論になった経緯があります。公開の延期は話題化に繋がり、結果的に注目度を高めた側面があります。マ
評価の傾向（レビュー）
批評家・観客の評価は賛否が分かれる点が目立ちます。アクション／サバイバルとしての手堅さを評価する声がある一方、社会風刺やメッセージの掘り下げの浅さを指摘する批評も多いです。
個人的感想
『ザ・ハント』は議論を呼んだ刺激的な前提と、テンポの良いサバイバル描写が特徴の一本。
娯楽映画としての意図があるようで、面白い展開や映像、音楽が多いです。
大作ではないですが、シナリオと映像で展開で見せてくれるので、最後まで面白く一気見てきます。
時間もコンパクトなので。
ただ、バトルロワイヤル的な映画が苦手な人には向かいないですね。
アクション、サバイバル、ちょっとホラーがいけいる人なら面白いと思います。
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