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映画『ドント・ブリーズ2』レビュー|盲目の殺人鬼は“守る側”へ?前作を超える衝撃スリラー【あらすじ・見どころ】

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『ドント・ブリーズ2』(原題:Don’t Breathe 2)は、2021年製作のアメリカ映画で、世界的ヒットを記録したスリラー『ドント・ブリーズ』の正統続編です。前作で恐怖の象徴だった“盲目の老人”が、立場を変えて再び恐怖の中心に立つという大胆な構成が話題となりました。

舞台は、前作の惨劇から数年後。盲目の退役軍人ノーマン・ノードストロームは、人里離れた場所で少女フェニックスと静かに暮らしていました。しかし、ある夜、武装した集団が家に侵入し、少女を連れ去ってしまいます。ノーマンは彼女を取り戻すため、再び闇の中での戦いに身を投じていきます。

本作最大の特徴は、単なる「侵入者 vs 家主」という構図から、「守るために戦う男」という視点へと物語が進化している点です。ノーマンは決して善人ではありませんが、圧倒的不利な状況下でも研ぎ澄まされた感覚と戦闘能力で敵を追い詰めていく姿は、恐怖と同時に異様なカタルシスを生み出します。

演出面では、暗闇や閉鎖空間を活かした緊張感は健在。視覚に頼れない主人公だからこそ成立するサウンド演出や、観客の想像力を刺激するカメラワークが、息苦しいほどの没入感を生み出しています。後半にかけて明かされる真実と倫理的に揺さぶられる展開も、本作を単なるホラーに終わらせない要素です。

主演は前作に引き続きスティーヴン・ラング。台詞や表情を最小限に抑えながら、怒り、悲しみ、執念を体現する演技は圧巻で、シリーズの象徴的存在として強烈な印象を残します。

こんな方におすすめです。

・『ドント・ブリーズ』が印象に残っている方
・スプラッターよりも緊張感重視のスリラーが好きな方
・単純な善悪では割り切れないダークな物語を求める方

個人的感想

前作は大ヒットだったんで、今回はヒットしなかった印象ですが、制作費に対して十分ヒットしたと思ってます。
内容も1ほどのひたすら緊迫感はないですが、十分緊迫感あります。
1と違って場所を変えたりするので、そこで、いったん緊張がとけて少しホッとするんですが、すぐにまたあらあらやばいやばいって感じです。
もう、出てくる人たちヤバい人ばっかりです。
エグいし、キモいし、イヤダイヤダって感じで面白いです。
苦手な人は気をつけてって思ったけど、そもそも1見てだめなら2見ないですよね。

まとめ

『ドント・ブリーズ2』は、各種動画配信サービスでのレンタル・購入、またはDVD/Blu-rayで視聴可能です。前作とあわせて観ることで、キャラクターの変化や物語の深みをより強く味わうことができます。配信状況や価格はサービスごとに異なるため、最新情報は各販売ページでご確認ください。

恐怖の象徴だった男が、“守る存在”へと変貌したとき、物語は新たな狂気へと踏み込みます。緊張感あふれるスリラーを求める方に、『ドント・ブリーズ2』は見逃せない一本です。

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