「 投稿者アーカイブ:yoti 」 一覧
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オレンジ色の空の向こう側|見てはいけない時間の風景 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
これは私が高校生の頃、部活動の帰り道に体験した、今でも説明がつかない記憶です。何が起きたのか、どうして自分だけが気づいてしまったのか、答えはわからないままです。ただ、「あの空の色だけは見てはいけなかっ ...
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バスの窓の外に広がっていた世界──降りてはいけない停留所 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
2025/05/15 -怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
「勝手に動くプリンタ」 怖い話 奇妙な話 不思議な話, バス, 不思議な話, 怖い話, 怪談, 異世界, 短編■1. 放課後の寄り道 小学5年生の春。友達のカズトと僕は、放課後に遠くのショッピングモールまで路線バスで出かけた。 目的は、カードショップの限定パック。買い物を済ませた後、夕方には帰るつもりだった。 ...
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駅の向こうに見えた風景──あのホームはどこへ繋がっていたのか 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
■1. 人身事故で止まった電車 その日、私はいつものように通勤ラッシュの電車に乗っていました。ところが途中駅で「人身事故の影響により運転見合わせ」とのアナウンス。 車内で30分以上足止めされた後、仕方 ...
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現実からわずかに“ずれた”感覚の話 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
【地元にある何の変哲もない道】 地元に帰省した際、昔よく通っていた裏山の一本道を久しぶりに歩くことにした。舗装されているけれど、車一台通れるかどうかの幅で、両脇には杉の木が立ち並んでいる。 高校時代は ...
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異世界の風景を見た窓──あの夜、部屋の窓の外は“この世界”ではなかった 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
■1. 普通の夜のはずだった あれは数年前、特に何も変わったことのないごく普通の夜でした。平日、残業を終えて帰宅し、シャワーを浴びて、冷えたビールを一本。 窓際のソファに座って、スマホをいじりながらく ...
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あの不気味な風景は本当にこの世のものだったのか 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
【突然、景色が“切り替わった”】 これは、去年の夏、友人とドライブに出かけたときの話です。 山間部の道を走っていたのですが、途中でナビが狂い始め、「目的地まであと7分」と表示されながら、見覚えのない細 ...
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“道を教えて下さい”と声をかけられた夜──振り返ってはいけない 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
深夜の交差点で あれは去年の秋、仕事で遅くなった帰り道のことでした。 いつもの通勤路ではなく、なんとなく気分転換に遠回りして、駅から少し離れた旧道を歩いていました。その道は古い住宅が立ち並び、夜になる ...
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監視小屋の窓には“もうひとつの顔”が映っていた 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
きっかけは「簡単そうなバイト」 これは、大学を休学していた頃に、実際に体験した話です。 地元に戻っていた僕は、しばらく生活費を稼がないといけなくなり、求人サイトで見つけたのが「監視小屋の夜勤バイト」で ...
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壁の“シミ”が語りかけてきた夜 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
——ありふれたワンルームで起きた怪異 ■ 引っ越し先の異変 社会人になって初めて借りた部屋は、駅から徒歩7分のワンルームマンション。築年数は古かったが家賃が安く、即決で契約した。 入居して最初に気にな ...
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監視小屋の住み込みバイトで見た“毎晩の訪問者” 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
これは、大学時代に実際に体験した「住み込みバイト」での出来事です。バイトの内容自体は単純でした。山中にある水源地の監視小屋で、設備に異常がないかを定時に確認するだけ。 条件は良く、月20万円に食費・光 ...