「 投稿者アーカイブ:yoti 」 一覧
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消えたぬいぐるみと不思議な約束 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
大切なぬいぐるみ 小学生の頃、私には大切にしていたぬいぐるみがあった。 名前は「モコ」。白くてふわふわのクマのぬいぐるみだった。 誕生日に母からもらったもので、寝るときも遊ぶときも、どこへ行くにも一緒 ...
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帰ってくるぬいぐるみ 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
私は子どもの頃から、クマのぬいぐるみを大切にしていた。 母が買ってくれたもので、茶色いふわふわの毛並みに、少しずれた黒いボタンの目が特徴的だった。 「くーちゃん」と名付け、寝るときも、旅行に行くときも ...
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心理学者が語る禁断の実験 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
プロローグ 「ねえ、心理学って面白いよね。」 大学のゼミで、心理学を専攻する友人・佐々木が言った。 「人間の脳って、自分が思っているよりも簡単に操作されるんだよ。」 興味本位で聞いていたが、彼が語り始 ...
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心理学の実験に参加したら、取り返しのつかないことになった 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
参加した「心理学の実験」 大学時代、俺はある心理学の実験に参加したことがある。被験者として登録すると、協力費として1回につき1万円がもらえるという話だった。 貧乏学生だった俺は、即座に申し込んだ。「被 ...
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心理学の講義 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
【プロローグ】 大学で心理学の講義を受けていたときのことだ。 その日は「無意識の影響」というテーマだった。 教授は淡々と話しながら、一枚のスライドを映した。 そこには、ごく普通の風景写真が写っていた。 ...
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奇妙な“移譲”──受け継がれたものの正体 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
突然の手紙 ある日、俺のもとに一通の封書が届いた。 送り主は知らない名前。差出人欄には「大森志郎」と書かれていた。 まったく心当たりのない人物だ。 封を開けると、中には短い手紙が入っていた。 「あなた ...
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移譲の契約 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
「君に、これを“譲りたい”んだ。」 会社の上司である藤本課長が、突然そんなことを言い出したのは、金曜日の夜だった。 課長とはそれほど親しいわけではない。ただ、長くこの会社に勤めていた彼は、部下思いで面 ...
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書き換えられた記憶 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
プロローグ 「え、何言ってるの? 最初からそうだったじゃん。」 友人の言葉に、背筋が凍った。 確かに違ったはずなのに、みんなの記憶が書き換えられている。 ただの勘違いだろうか? それとも―― 俺以外の ...
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移譲された呪い 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
突然の遺産相続 会社員の佐藤健一は、ある日突然、見知らぬ弁護士から電話を受けた。 「佐藤健一様ですね。あなたに、遠縁の親族から遺産が移譲されることになりました」 健一には遠縁の親族などいた覚えがない。 ...
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更新される記憶 怖い話 奇妙な話 不思議な話 短編集
【プロローグ】 ある日、奇妙なことに気がついた。 「記憶が、少しずつ書き換わっている。」 最初は気のせいかと思った。 でも、確かに覚えていたことが、少しずつ変わっているのだ。 それは、まるで何者かによ ...